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ある訪問

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女はうとうとしている。傍らに立派な豹がいる、軽くひと跳ね、ベットに飛びのり彼女の匂いをかいだ。それからしばらくして、、月の光に照らし出されていたのは、深く眠っているように見える豹だった。彼は魅力的だ。匂いも模様も。

猛暑であったから彼女は窓を開けていた。だから豹が入ってこれたのだ。そんな家に豹は、昼間はほとんどいなかったけれど(自分の餌を採りに行っているのだろう)たいてい戻ってきては、彼女のそばで寝そべったり、仕事を眺めたりした。

ところが、何の前触れもなしに、彼は突然出て行ってしまった。彼女の生活は仕事と、取るに足らぬ平凡な出来事の連続という以前の決まりきったリズムに戻りました

 

 

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